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Channel: サイト制作覚書
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ConoHaとAWSとGCEを比べてみるとConoHaって凄いと感じつつwpXにも可能性

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最近は興味深い技術が多すぎてサーバー選びも一苦労ですね。

さくらのVPSも石狩リージョンが初期費用無料なので2週間のお試しをするなら今ですよ!

ConoHaは楽で安くて速くて

まずVPSではあるのだけどクラウド的なプラン変更ができる。それなのにVPSとしても安い。さくらのVPSと比較すると少しベンチ結果が良かった(運かな)。

ここまでくると比較対象もクラウドになってしまい、AWSの網元を使ってみたのだけど最安プランのt2.microでは全然能力を発揮できない。AWSの草薙でも試したところアクセスがない状態では網元よりも若干サクサク感が出ていたものの、ConoHaの1Gプランでサクサク動いていることを思うとConoHaのVPSは凄いコスパなんだと実感する。

網元も草薙も相当凄い技術なんだけどt2.microなんかでは活かしきれないのでしょうね。

GCE(Google Compute Engine)が想像以上に凄い

最安プランでサクッとapacheのWordpressを入れて動かしてみると体感速度がこれ以上ないぐらい速かった。ベンチは流石に30req/secぐらいだったんだけど、AWSの東京リージョンよりも遥かに速いと感じるレスポンスは意外でしかなかった。これが流行ってノウハウが拡散され、料金もムーアの法則だかで下がり続ければ近い将来にも無双状態になる可能性がある。

現状ではAWSもGCEも転送量による課金が高すぎて、余程の敏腕エンジニアじゃなきゃコストに見合う使い方は無理だと思う。

 

最安プラン同士の比較だけどConoHaの草薙は一番速くて料金も安い。現時点の無双です。

 

私が手塩に掛けて育てたnginx1.9.5 +php7 +mysql5.7のリバースプロキシプロジェクトを3倍スコアの3万req/secで打ちのめした草薙。

草薙とConoHaの組み合わせは、サーバをちょっとかじったぐらいでは勝てる相手ではないでしょう。

番外編:wpXクラウドの可能性

これはレンタルサーバーなんだけどサイトの成長に合わせてプランを変更できる、名前の通りクラウド的なサービスです。

メールを使いたければネームサーバーではなくてCNAMEだけを向ければ良いし、マルチサイトは無理と言いつつも使えます(止めた方がイイかもだけど)。

サーバーの構築なんて好きじゃなきゃやりたくないだろうし、最大2500万pvを想定したプランまであるので500円(初期費用無料)から始めても夢とロマンがあります。

 

私は悪だくみました。

これでオブジェクトストレージを使えれば最強だと。

 

結果、S3もGCSもConoHaも全滅。意図的なのかは解りませんが、全てのプラグインはエラーになります。

このサービス、うまく嵌ればVPSを止めても良いかもって思わせるほどの可能性を秘めてますね。

私事

大きなファイルを皆で共有するサイトを作りたいのだけどインフラ問題は凄く悩ましいです。

アップロードやダウンロードの挙動が勉強不足で、例えば1Gを3人同時アップロードする場合ってメモリを3G消費するってことなのかな。この手のサービスはAWSもGCEも通信費用の問題でアウト。それでもAWSのS3ならWP-read onlyというプラグインがGitHub上で更新されていて、S3に直接アップロードする方式ならメモリも食わなそうなのにと未練がましく考えています。

BackblazeのB2というストレージも面白そうだけど待ってられないし、ConoHaのオブジェクトストレージを上手く使えるように頑張るしかないのかな。

なにから勉強すれば良いかが解らなくて辛いんだけど、ここさえ突破できれば夢も叶う気がするよ。


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